みなさん、こんにちは。技術、企画の西山です。先日、このようなボブソンTwitterのツイートをしました。
⚒️1870年⚒️蒸気機関車などに使われていた部品『🔘リベット』をリーバイスがジーンズに採用したことで、頑丈で屈強な作業ズボンが完成し大ヒットしました!以外なところからアイデアは生まれるものです。みなさんも注意して周りをガン見してみましょう。そんなわけでリベットを打ちます。 pic.twitter.com/ZmLS9YWdzh
— BOBSON【公式】 (@bobson_japan) March 11, 2020
リベット=鋲(びょう)を意味します。
リベットはジーンズのポケットの縁のよく使われていて
ジーンズに使われた起源はリーバイス社が1870年代に特許を取りゴールドラッシュ全盛期の炭鉱夫や農夫を支えました。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:1850_Woman_and_Men_in_California_Gold_Rush.jpg
wikimediaより引用
ゴールドラッシュとは、1848年アメリカのカリフォルニアで金鉱が発見され、一攫千金を夢みる人々が世界中から殺到したアメリカンドリームのスタートです。なんのためにあるのかと言いますと
破れやすい部分の補強。
当時のジーンズは、重労働な作業も多くポケット部分がすぐ剥がれたり、破れてしまったそうで当時の木こりの仕事も過酷な労働を強いられるものでした。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Logging_Scene_Near_Bellingham,_WA.jpg
wikimediaより引用
その木こりの奥さんが旦那さんのために『絶対に破れないズボン』を作ってほしい。と仕立て屋≪ヤコブ・デイビス≫にお願いしたことでリベットがジーンズに使用されるようになりました。
ヤコブ・デイビスはこのアイディアで、生産が追い付かなくなるぐらい大繁盛。しかし、しだいに
パクられはじめます。
仕立て屋のヤコブ・デイビスが特許出願の費用が捻出できなかったことから取引があったリーバイと折半で特許を取り1873年5月に正式に特許として認められるようになりました。
|↑現在のジーンズ。リベットが打たれています。
リベットには、種類がいくつかあり●打ち抜きタイプ●打ち抜きではないタイプ●隠しリベットタイプなどがあります。
↑打ち抜きタイプ
打ち抜きタイプはビンテージのジーンズによくみられるものでリベットの中心から、打ちぬいたときに糸がちょっと出るのが特徴です。これを好きなマニアのかたもいらっしゃいます。
↑打ち抜き型のリベットを打ったジーンズ。糸が出ています。
打ち抜きではないタイプが打ち抜きの荒々しいものを改良したもので糸も出ずにスッキリした見え方です。
↑打ち抜きでないタイプのリベット
↑仕上がりはこんな感じです
↑シルバーもあります。
最近のキレイ目ジーンズの流行からか、シルバーのリベットジーンズも増えまた。
隠しリベットタイプはバックポケットに使われているもので
馬の鞍を傷つけないようにするために考案されたものです。
↑隠しリベット
↑裏側からみたところです。
↑表から見た隠しリベット
隠しリベットは表から見えませんが、ポケットの内側にしっかり打ち込まれて補強されていることがわかりますね。
個人的には、私はビンテージも履いていたこともありましたが現在はファッションジーンズが多く、打ち抜きのリベットは何かに引っかかったり、肌にあたって痛いので打ち抜きなしのジーンズを好んでいます。
-リベットから世界を変えたアイディアの考察―
もともとは蒸気機関車や、馬の鞍に使われていたリベット。服と工業と、結びつきを考えるのはその当時のアイディアとしてはかなり斬新だったに違いありません。
経験としてあるのが、今の常識と別のところからの常識を取り入れパイオニアになるのが成功のひとつの手段かと思います。
ジーンズで新品の状態からシワ加工が入っているのを見たことはありませんか。
現在では当たり前に市場にありますが、これを開発したときは薄手シャツの形状記憶に使われるのが常識の加工でした。
うまく薬品配合しないと生地の耐久性を著しく下げてしまうのがこの形状記憶加工の特徴で
肉厚であるデニムに使用するのは、シャツの薬品配合では弱く薬品の含有量を上げなくてはいけなくて生地の劣化との闘いでした。
ベストな配合が見つかり、当時かなり画期的で市場に少しづつ浸透していきました。
このときは今までのジーンズの常識には無いものをシャツの常識から持ってきたことで新たな常識が生まれました。一例ではありますが、このようにしてボブソンで新しい技術開発を行っています。
これからの考察で5Gになってきていますので、このインターネットの常識をファッションにどうやって取り入れ常識化ていくのかが課題ですね。いわゆるIOT化というものですね。
そのスタートとしてBEAMSさんとコラボした『電気を身にまとう』炭素繊維を織り込んで発熱させるスマートウェア【温まる服:クロスヒートボブソン】は最先端のファッションだと思います。
粗悪品がたくさんありますが、こだわったのは開発者との連携のカスタマーセンター。電気を身にまとうのも、まだ浸透しきれていないので10年以上バックデータがあるリブレさんと連係しました。これもリベットとジーンズと同じような発想で電気+ジーンズの発想です。
スマートウェア第一弾『クロスヒート』記事↓↓↓↓
周りを見渡すと思いがけないものが
ヒントになって新しい常識を生み出すきっかけになるかもしれませんね。
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